印刷用紙の寸法と連量(用紙の厚み)

2021年10月18日

紙の原紙寸法

全判 半分裁
四六判 788×1085 788×545
菊判 636×939 636×469
A判 625×880 625×440
B判 765×1085 765×542
ハトロン判 900×1200 900×600
AB版 880×1085 880×542
K版 640×940 640×470
L版 800×110 800×550

「原紙」とは、仕上がりサイズに断裁する前の紙のもともとの大きさです。JIS規格ではA列本判・B列本判・四六判・菊判・ハトロン判の5種類について「紙の原紙寸法」を定めています。

菊判は、もともと新聞用紙として米国から輸入した紙の通称でした。

四六判は明治初年に輸入されたイギリスの紙の規格であるクラウン判がもとになっています。

ハトロン判はドイツ語の「パトローネンパピアー(弾丸の薬莢を包む紙)」が語源と云われています。

A判・B判のサイズ

A判 B判
0 1189×841 1450×1030
1 841×594 1030×728
2 594×420 728×515
3 420×297 515×364
4 297×210 364×257
5 210×148 257×182
6 148×105 182×128
7 105×74 128×91

A判は世界各国で使われている国際規格(ISO)で、B判は日本独自規格(JIS)です。

連量(用紙の厚み)

g/m2 四六判(kg) 菊判(kg) A判(kg) B判(kg) D判(kg)
52.3 45 31 28.5 43.5 46.5
56.0 48.2 33.4 30.8 46.5 49.7
60.0 51.6 35.8 33.0 49.8 53.3
64.0 55.0 38.0 35.0 53.0 57.0
69.9 60.0 41.5 38.0 58.0 62.0
72.3 62.0 39.5
73.3 63.0 43.5 40.5 61.0
79.1 68.0 47.0 43.5 65.5 70.0
81.4 70.0 48.5 44.5 67.5 72.0
84.9 73.0 50.5 46.5 70.5 75.5
104.7 90.0 62.5 57.5 87.0 93.0
127.9 110.0 76.5 70.5 106.0
157.0 135.0 93.5 86.5 130.5
174.4 150.0 104.0
186.0 160.0 111.0
209.3 180.0 125.0
232.8 200.0 139.0
256.0 220.0 153.0
279.0 240.0 167.0

連量(れんりょう)とは、全紙1000枚(1連)の重さを量ったものです。
kg数で表示されることが多く、紙の厚さを判断する目安となります。その為、同じ紙種の場合には連量が重い方が厚い紙となります。また、同じ連量表示であっても紙種が異なれば少しずつ厚みも異なります。